TSUBASA塾は2023年3月開校予定の学習塾です。
奈良県生駒市の壱分駅そばで開校予定です。
私・ニシボリは、奈良県に昔あった「稲田塾」から塾講師としてのキャリアを開始。
現在も、とある塾で指導を続けているわけですが、どうしてこのTSUBASA塾を立ち上げようと思ったのか。
その想いを書いてみようと思います。
私は先述の「稲田塾」で中学受験を経験しました。
小4から生まれた初めて塾というものに通ったわけですが・・・
その経験は、衝撃でした。
とにかく先生たちの話がおもしろい。
理科や社会で、聞いたこともないようなおもしろい話がどんどん飛び出してくる。
どんどん引き込まれていったのを覚えています。
そんな話をきっかけに
「しゃっくりってどうして出るのかな」
「空はなんで青いのかな」
「戦国時代にはほかにどんな武将がいたんだろう」
「円周率ってどうやって計算するんだろう」
のんびり何となく過ごしていた少年時代でしたが、大きく景色が変わりました。
ほとんど触れることのなかった「図鑑」や「事典」などを読むようになりました。
塾の先生の話をきっかけに、世界が広がったのです。
それだけではありません。
「緊張したときはどうするか」
「困難に出会ったときどう立ち向かうか」
「悔しさをどう次に生かすか」
先生たちは、そんな一種の”生き方”のようなものまで語ってくれました。
まさに、塾での出会いは、私が成長し、羽ばたく大きなきっかけでした。
塾講師として、一番喜びを感じる瞬間。
入試に合格したとき、テストでよい点を取ってくれたとき、授業中目を輝かせながら話を聞いてくれたとき、嬉しそうに点数を報告してくれたとき・・・
どれも素晴らしく、喜ばしい場面です。
その素敵な場面に共通するのは「生徒が成長する瞬間に立ち会った」ということ。
当たり前のことですが、生徒は成長していきます。
その瞬間に立ち会えるのが、(私にとって)この仕事の最大の喜びです。
入試の結果や点数など、形はどうあってもかまいません。
中学生や小学生は、塾の中だけではなく、もちろん学校生活や習い事、部活動などいそがしい毎日を送っています。
そのどれもが大切で、成長に欠かせないもの。
生徒たちが日常で向き合っているものを大切にしながら、
塾という場所で、
私が羽ばたくきっかけとなったあの場所のように、
自分を成長させる最適な環境を用意してあげたい。
たくさんの生徒を見て、たくさんの先生たちにふれ、培ったこの経験を活かさねばならない。
そのためのタイミングは、年齢的なものを考えても今しかないかもしれない。
そう2022年の正月に思い立ち、この塾を立ち上げることと決めました。
もちろん理想論だけで、この塾を続けていくつもりはありません。
時にはシビアに、時にはじっと待ち、時にはあたたかく包み込むように。
そして最高の結果が得られるように。
その土台はブラさず、できるだけ多くの子が羽ばたける場所をつくりたいと、そう思っています。