生駒市さつき台で開校予定のTSUBASA塾のニシボリです。
2月からプレ開校イベントを行っていきます!
中1中2は学年末テスト対策講座、小6は中学準備講座という講座を無料で受けていただけます。
よければご参加ください!【詳しくはトップページより】
今までに勤務していた塾で、公立中学に通う中学2年生アンケートを取ったことがあります。
「志望校はありますか?」「尊敬する人はだれですか?」「得意科目はなんですか?」
その地域は中学受験の率はあまり高くなく、
もしかすると「勉強なんてどうでもええわ!」という生徒が多いのかな?など勝手に思っていたのですが・・・
「勉強は好きですか?」の問いに対して
大好き:0%
好き :7%
ふつう:38%
嫌い :44%
大嫌い:11%
嫌い+大嫌い=55%・・・
やっぱり勉強嫌いか~・・・
「今の勉強は将来の役に立つと思いますか?」
とても思う :16%
思う :60%
ふつう :16%
あまり思わない :8%
まったく思わない:0%
「とても思う+思う」合わせて76%!
「これからも勉強を続けたいですか?」
とても続けたい :35%
続けたい :58%
ふつう :7%
あまり続けたくない:0%
全く続けたくない :0%
おおなんと!!続けたくないは0%!!
生徒も「勉強は嫌いだけど、やらなければいけない」と思ってるんだ!!
と、思ったのを覚えています。
やらなければいけないけれど、やりたくない。やる気にならない。
これには原因があります。
①何から手を付けていいのかわからない。
➁がんばっても成果が出ないかもしれないことが怖い。
③勉強を始めてもわからないところにぶち当たるのが嫌。
④わからない自分が嫌。
⑤時間をかけた割には、という結果になるのがつらい。
挙げていくとキリがないですが、突き詰めていくと「自己の否定につながる可能性がある」というところでしょうか。
強く自覚している子は少ないでしょうが、無意識的にそれを感じている子は多いと思います。
肌感覚ですが、この5年くらいでこういう感覚を心の奥底で抱いている生徒が増えた気がします。
一方でほとんどの子どもたちは「勉強など不要だ」とは考えていません。
現状の成績を上げられるなら何とかしたい。
そう考えている子がほとんどです。
それもあって、私はできる限り「彼らが上向く声掛け」を意識しています。
間違ったことを責めることはありません。
点数が上がらなかったことを責めることはありません。
(これらはむしろ指導者側に原因がある場合だってあります。)
横について「じゃあ次はどうしてみよっか」と寄り添うことが必要だと考えています。
「今度、答案を持っておいで。どうすれば上がるか考えてみよう」
「まずは、この大問だけでも満点になるように勉強してみよう」
「1日3個ずつでもいいから英単語を覚えてみよう」
「地味でめんどくさいことだけど、こういうことをやるのが必ず力になるんだよ」
怠惰でうまくいかなかったというケースもあるでしょう。
嘘をつく・ごまかす・他人のせいにするなどは厳しく叱責します。
でもそうでなければ、
どんな誘惑に負けてしまったのか。
何を取り除けば努力し続けることができたのか。
一緒に考え、解決法を探ります。
やる気スイッチなんてものが目に見えれば楽ですが、それを探し当てるのは至難の業。
人によってはやる気を出すために100個くらいスイッチを押さなければいけないのかも。
でも、それを一緒に考えるのが私の仕事です。
お困りの際は、ぜひご相談ください。