教える立場にあるからこそ

生駒市さつき台のTSUBASA塾のニシボリです。

2月よりプレ開校イベントを行います。

壱分町や翠光台、南山手台、小瀬町など大瀬中学校区にお住まいの方はぜひご受講ください。

【詳しくはトップページから】

 

私は、現在大和高田市にある「透塾」にも在籍しています。

受験生たちのラストスパートを応援すべく、日々授業をしています。

それで、TSUBASA塾の校舎を開けられない日もあります。

校舎が暗いときもあるのはそのためです・・・

(3月からはほぼTSUBASA塾の校舎に居続けます!)

 

今日は、透塾にて中3の授業があります。

中3の受験に向けて取り組む背中を見ていて、応援する気持ちと同時に、自分のがんばりは彼らに負けていないか?、と思うことがあります。

それで出勤前に、本屋で新たな教材を購入し、解き始めることに決めました。

 

受験生を指導し、叱咤激励をするのですが、「がんばっていない」人間が言う言葉と「がんばっている」人間が言う言葉は、伝わる重みが違うのではないか?

なんとなくそんな気がしています。

 

長年、この仕事をしている人には、教え方はとてもわかりやすいのに知識がアップデートされていない人を見かけます。

教科書も数年おきに改訂されて、中身も変わります。(英語の教科書の難化は顕著です)

大学入試の共通テストのようにまだ傾向が定まらないものもあります。(生物基礎の平均点が大幅に下がりました)

社会情勢なんかは日々変化します。(ロシア-ウクライナ情勢などがそうですね)

新たな技術が日々誕生しています。(ChatGPTというものが公開されました、知ってますか?)

こういう変化に敏感でありたいな、と私は思います。

 

研究が進んで、新たな技術が開発されれば、その仕組みについて子どもたちに伝えてあげる。

時代が進んでより便利な道具ができれば、その使い方を勉強し、子どもたちに伝えてあげる。

何かよくわからないものに人は距離を置こうとします。

しかし、私たちのような子どもたちの前に立つ人間は

「うさんくさい」の一言で済ませるのではなく、正しく伝えてあげるのがその役割だと思っています。

そのため、私たちのような仕事は日々、勉強する必要があるのです。

 

そして何より「努力していない」人間に「努力しろ!」と言われても嫌ですよね。

最新の教科書や入試問題に触れず、「知識のアップデート」をしない先生に教わりたい子なんて誰もいないはずなんですよね。

人に「やれ」という前にまず「やる姿勢」を見せる。

これもこの仕事をしている人間の役割の1つだと思います。

 

知らないことがわかるようになると、世界の見え方が変わりますよ。

「勉強」というとしんどい感じもしますが、「新しいものを知る」というのは楽しいです。

みなさんも一緒にたくさんのことを学んでいきましょうね。