原理原則を大切に

生駒市さつき台のTSUBASA塾は3月24日より正式開校します。

3月24日より春期講習会を実施しますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

【春期講習会の詳細はトップページから】

 

現在、学年末テスト対策講座を兼ねた体験会を実施しています。

まだできたてのこの塾に来てくださり、授業をさせていただけることが本当にありがたいです。

 

私が授業をする際に気を付けているのは、安易な「公式頼み」をさせないということ。

「公式頼み」とは、公式に意味も分からず数字を当てはめて答えを出すことです。

 

例えば、距離=速さ×時間という関係式。

これに速さっぽい数字と時間っぽい数字を問題文から探して、あてはめて計算する。

目の前の1問は解けるようになったかもしれませんが、

「速さって何なのか」の理解には1ミリも役に立っていないのです。

ただの「それっぽい数字探しゲーム」をしているだけなんです。

 

できるだけ原理原則を押さえて授業をすることを心掛けています。

原理原則に基づいて、学問は形成されているものです。

世の入試問題も、単元が同じならば、同じ原理原則に行きつきます。

 

つまり原理原則を押さえた方が解ける問題が多い。

原理原則を押さえるために大切な教材の1つが教科書です。

教科書はやや読みにくいと感じる部分もありますが、かなり練られて作られていることがわかります。

教材のレベルとしてはかなり完成度が高いのです。

 

大瀬中学校のみに限定とした塾の背景の1つには、この教科書を大切に、つまり原理原則を大切にしたいという思いもありました。

学校の授業は、教科書をもとにしっかり授業される先生が多いです。

その効果を最大限に引き出す1つのしくみが「学校限定」だったというわけです。

 

もちろん暗記も大切です。

理屈抜きに覚えなければいけない場面もあります。

 

ただ、できるだけそういった部分を削ぎ落して、原理原則を大切にできる場面では大切にする。

それが私の授業の方針の1つです。