「手段の目的化」を防ぐWeeklyTest

TSUBASA塾の中学生コースでは毎週小テストを行います。

これをWeeklyTestと呼びます。

このWeeklyTestはTSUBASA塾にとって大きな武器の一つ。これについてお話しします。

 

例えば英単語を覚えるとします。

最大の目的は「覚える」ということです。

英文中に出てきたらその単語の意味が分かる。

日本語を見ればその英単語が思い浮かぶ。

その状態をつくることがゴールです。

 

ゴールを達成するための道はいくつかあります。

繰り返し書いて覚える。

声に出して発音しながら覚える。

赤シートで隠しながら覚える。

などでしょうか。

 

そのために「10回書いてきましょう」という宿題が出されることもあります。

すると10人中8人くらいの子は

「10回書くことがゴール」にすり替わってしまいます。

 

「覚える」ことがゴールなのに、「10回書く」ことがゴールになってしまうのです。

「10回書く」が終わっていればOK。覚えてるかどうかは別。

この現象を「手段の目的化」と言います。

 

そもそも宿題も何のために出されるのでしょうか。

復習タイプの宿題であれば、多くの場合は「学習内容を定着させること」のはずです。

「指定された問題を解いて終わり」ではないのです。

つまり宿題は定着のための手段であって、そのものがゴールではないのです。

となると○付けはしないといけない(定着したかどうかのチェック)ですし、バツの問題はやり直しや解きなおしが必要です(これも定着したかどうかのチェック)。

 

低学年ほど、宿題や暗記の勉強が、ゴールではないのにゴールと化してしまうことはよくあります。

その現象を少しでも取っ払うためにTSUBASA塾では毎週WeeklyTestを行います。

 

WeeklyTestをクリアすることを目的とする。

宿題や暗記の勉強はそのための手段である。

この状態にします。

 

WeeklyTestが基準に満たなければ補習or再テスト。

できるだけ日々の宿題やテスト勉強を単調作業で終わらせず、脳を活性化させて取り組む。

そして積み残しがない状態で次に向かってもらう。

日々コツコツやるのが苦手な子でも、WeeklyTestを目標に勉強することでできるだけ積み残しをなくして翌週へと向かう。

 

この状態を作り上げるためのしくみがWeeklyTestなのです。

TSUBASA塾の勉強スケジュールを体験していただけるよう、春期講習会からWeeklyTestを実施していきます。

少しでも体験してみたいと思われた方は、一度春期講習会を受講してみてくださいね。

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