昨日、奈良県公立入試の一般選抜の出願日1日目でした。
倍率はこちら↓
https://www.pref.nara.jp/secure/282500/2023ippan0303.pdf
倍率が出始めるとソワソワする受験生が出始めます。
具体的な不合格人数がはっきりするからでしょうか。
私は基本的に倍率の話はしません。
最後の声掛けの参考資料として、見るのは見ます。
また、奈良県は出願日が2日あるので、1日目の出願が終わった後の倍率を確認し、出願する生徒がいます。
A高校の倍率が○○倍以上なら、その高校は避けておこう。
というような判断ですね。
それを確認するために個人的に生徒と倍率のことを話すことはあります。
しかし大っぴらに「○○倍だね」なんて話をすることはありません。
なぜなら、変えたりコントロールしたりすることができないからです。
目の前にはやるべきことがたくさんあります。
どれに注目するかというときに大切なのは
「自分でコントロールできることなのかどうか」
を見誤らないということです。
いったん出た倍率は変わりません。
下がってくれと願っても下がるわけではありません。
それよりも、英単語を1つでも確認した方が有意義です。
過去問のやり直しをした方が有意義です。
この時期の受験生に必要なのは、「変えられないもの・コントロールできないもの」に意識を向けることではなく、「自分で取り組める目の前のこと」を大切にすることなのです。
公立入試まで1週間を切りました。
受験生の皆さんが悔いなく入試を迎えてくれることを祈っています。