休み時間に次の時間の準備をする

TSUBASA塾では、授業と授業の間に5分の休憩時間を取ります。

基本的には、どう過ごそうか何も言いません。

5分で寝ようが、友達としゃべろうが、ボーっとしようが、宿題をしようが、何も言いません。

 

先日、友達と話しながら、次の教科のテキストを出している子がいました。

おそらく無意識に出していたのではないかと思います。

その子の中では、次の準備をするのが当たり前。

事前に準備しておいて、授業が始まれば「聞く」「解く」のみに集中できるようにする。

そう心掛けているのでしょうね。

 

その子は宿題の提出も早いです。

TSUBASA塾では、毎週テストがあります。

テスト後、答案を見て、ひとりひとりにLINEで課題を指示します。

その子は、日曜の朝に出された課題を昼の早い段階で提出していました。

それも中身も丁寧に、です。

 

行動の速さは意識の高さの現れ。

意識の高さとは「自分を改善したい」「もっと成長したい」の欲の現れ。

間違いなく成績が上がると思います。

 

一方で、授業が始まってもテキストやノートをごそごそ探し出す子もいます。

その分だけ、解説や指示を聞きそびれ、ワンテンポの遅れがどんどん拡大していきます。

なんだかわからない話が繰り広げられ、置いてきぼり。

しまいにはすわって答えを写すだけ。

 

一流の料理人は、冷蔵庫がきちんと整理されているのだそうです。

料理人は、出す料理の鮮度が味に直結します。

すぐに食材や調味料を取り出せなければ、味が落ちてしまうのでしょう。

 

僕らは料理人ではありませんが、見習うことはたくさんあります。

授業の鮮度を下げずに済むよう、「聞く」「解く」のみに集中できる準備をしましょう。

すぐ行動ができるよう、テキストを準備しておきましょう。

TSUBASA塾では、こういった当たり前のことから指導していきます。

当たり前ができるだけで、成績が上がる可能性があります。

当たり前を積み重ねれば、それだけで誰にも負けない武器になりえますよ。