ローマは1日にしてならず

今日の期末テスト2週間前となりました。

 

TSUBASA塾では、学校のワークやプリントなど提出物を追い上げてもらっています。

 

勉強をこれまであまりしてこなかった生徒、勉強慣れしていない生徒にありがちなこととして、○付けのタイミングが適切ではないということがあります。

 

学校のワークを進める際も、

試験範囲のはじめから終わりまでをとりあえず一気に解く→全部解き終わってから○付けする→結局やり直しまで手が回らない

ということがよくあります。

 

生徒たちに口酸っぱく言うのは

ワークを1ページ解く→○付けする→すぐやり直しをする

→またワークを1ページ進める→○付けする→すぐやり直しをする・・・

このサイクルです。

 

勉強では

①解く→②○付けする→③×だった問題をもう一度解く

これが基本です。

もっとも大切なのは③の工程です。

 

ですが①にもっとも力点を置く生徒の多いこと、多いこと。

 

おそらく

早く終えたい・早く解放されたい

→終えることそのものが目標になる

→とりあえず答えが埋まっている状況にする

→○付けはおまけ程度

みたいな感じなのかなと思います。

 

以前はきちんとやり直しまできちんとやっていたのに、今回は元のやり方にもどってしまう。

3歩進んで2歩もどる、ならいいですが、3歩進んで3歩もどることがよくあります。

こういう状況を見るたびに、

何度も何度も声を掛け続ける。

あきらめずに指導し続ける。

本当の意味で伝わるまで言い続ける。

まさに根競べ、よく感じます。

 

こういうところをめんどくさがると、ゆくゆくは入試で大きな失点にもなりかねません。

どれだけ同じことの繰り返しであろうが、「あきらめない」ことがまさに指導の根幹だなと思います。