この時期の中3はとにかく試験がたくさん。
成績表が返ってきたと思えばまた次の試験。
試験の成績表を見れば、偏差値だの判定だの。
思った数字でなければ、当然悔しい。
ときには自分の努力が否定されているような気がするときも。
そんなふうに思ったことも、僕自身ありました。
目標を持ってがんばっている人ほど、その無機質な数字やアルファベットにしんどくなってしまうのかも…
でも考えてください。
スポーツがわかりやすいですが、すべての試合を全部勝利する、というのは非常に難しいです。
シュートを打って、100%決まり続けることなどありません。
バットを振って、すべての打席でヒットを打ち続けることはありません。
そのスマッシュが決まり続けることなどありません。
全部のテストで、全部思うような結果が出るとは限りません。
むしろうまくいき続ける方が難しい。
大切なのは、思うような結果でなくてもそこで足を止めないこと。
投げやりにならないこと。
あなたががんばっていること、僕は知っています。
その成績表はあなたを否定するためにあるのではない。
今、何をすべきか示す羅針盤や航海図のようなものです。
がんばっている、そのあなたの方向性を調整するためのもの。
よく見て、そしてまた一歩ずつ進みましょう。
どうしても泣きたいときは、泣いたっていいです。
だけど次の日には、また一歩を踏み出しましょう。
そのがんばりを続けられるなら大丈夫。
最後まで応援するよ。