内申点とは選択肢と言えます。
選択肢は持っているカードの多さ。
カードゲームでたくさんのカードを持っている人はさまざまな作戦を試すことができます。
つまり勝つ確率は高くなります。
あまりカードを持っていない人は1つの作戦しか実行できません。
カードをたくさん持つ人が相手の場合なかなか勝てないでしょう。
内申点も同じ。
持っていれば持っているほど、たくさんの高校への可能性が考えられる。
入試の際にも合格の確率が上がる。
内申点は、多くは中間テスト・期末テストで決まりますが、それがすべてではありません。
授業中の態度や提出物、普段の小テスト。
定期テスト以外の要素でも決まっていくのです。
授業中、ただ何となくノートを写すのではなく、
先生が何を話していて、どんなことが重要だといっているのか。
そう思って授業を聞いていない人は、カードを捨てに行っているのと同じです。
内申点という未来の1点を捨てに行っているのと同じです。
こそこそおしゃべりしたり、居眠りしたり。
僕も授業をしているとわかりますが、一発でわかります。
その子たちだけが「動き方」が違うので、すごく目立つんです。
おそらく学校の先生も同じでしょう。一発で気づかれています。
そして、未来の1点を捨てているのです。
自分で自分の未来を捨てに行っているわけですね。
でも反対に、
普段から先生の目を見て一生懸命授業を聞き、メモを取り、小テストに向けてしっかり取り組んでいる人は、着実に1点を積み上げることができています。
まだ志望校はないとしても、自分が未来に通える高校へ確実に近づいています。
少なくともその姿勢は未来のきみを助けてくれます。
内申点が足りないと悔しい思いをしている中3へ。
今からでも遅くない。
学校の先生の授業もしっかり食らいつくように聞いてみよう。
まだまだ入試が遠いと油断している中2・中3へ。
今のあなたの行動が未来の1点を決めているのです。
その1点が取れずに毎年泣く先輩がいるのが入試です。
今をおろそかにする者に未来はありません。
逆に今を大切にすることが未来を大切にしていることになります。
少しずつ期末テストが近づいています。最後までがんばって!