地学教育

台湾での大きな地震がありました。

年始には能登半島でも大きな地震がありました。

場所によってはまだ瓦礫も撤去されていないところもあるようです。

 

日本は地震大国。

プレートの境界上に位置するわけですからそれはやむを得ません。

 

それだけではなくて、台風が毎年通り過ぎて大きな被害をもたらす台風銀座でもあります。

温暖化の影響か、豪雨被害も非常に増えました。(この冬は観測史上2番目の暖冬だそうです)

 

これらは中1や中2の理科でその一部を学習します。

高校になると「地学」という教科に変わります。

ですが、地学が開講されている高校はそう多くはありません。

入試においても「地学」の配点がなされている学部より「物理」「化学」「生物」の配点がなされている学部の方が多いでしょう。

自然災害がこれだけ多く、身近な国ですが、学年が上がると学習する機会が減ってしまうのです。

 

そういったこともあり、本来塾はお勉強に関するお話をするところではありますが、このような単元を授業する際には

自然災害の恐ろしさ、

阪神大震災のときの状況、

3.11のときの世間の状況、

などできるだけ話をするようにしています。

それが少しでも生徒たちの心に残り、何かのきっかけになってくれればよいなと思います。