先日、ある学年の生徒と保護者さんと三者懇談をした。
授業後、22:30ごろである。
その学年は、学校が始まってから、春休みから続いていたよいリズムがぷつっと途切れた。
宿題は提出されているものの、○付けが雑だったり、やり直しの提出が遅かったり。
学校が始まり、部活も少しずつペースアップ。
気温も一気に上がり、かと思えば大雨の日もあり。
こういったことで自律神経が乱れてしまう子もいるのではないだろうか。
前述の生徒も、そのリズムの乱れが見られたひとり。
ここでしっかり伝えておかないと。
そう思って、夜遅いが三者懇談をさせていただいた。
詳しい話の流れはここでは書かないが、伝えた一つのこと。
「その日の100%をがんばって出しなさい。」
メッシもハーランドも毎試合ゴールを決められるわけではない。
打率、出塁率が10割の野球選手はいない。
もっと身近に言えば、奈良や郡山といった高校を受かってきた先輩も、すべてのテストで好成績を収めたわけではない。
毎日毎日10時間以上勉強し続けたわけでもない。
どうもうまくいかない日もある。
休憩したくなる日もある。
なかなかペンが進まない日もある。
それが人間である。
まず、それを自覚しよう。
そして、その日にできる最大限のことをするのだ。
絶好調の日から見れば、大したことはできていない日なのかもしれない。
普段の50%程度の力しか発揮できていない日なのかもしれない。
それでも「その日の100%」をがんばって出すのだ。
何もしない日はつくらない。
その日の100%を出し切ることが大切なのだ。
続けていくうちに自分のリズムが見えてきて対応の仕方もわかるようになる。
キャパシティも広がっていく。
小さなことでもいいから、毎日積み重ねよう。

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