生徒の中に潜む間違った解法を探し出すのも大切な仕事です

TSUBASA塾では宿題のノートを細かく見ます。

細かく見すぎてまるでみそ汁の塩分チェックする小姑のようと言われます。

あるいは隅っこにホコリがないか指でチェックするお偉いさんかのようとも言われます。

 

平均点に届かない生徒や伸び悩む生徒は、間違った解き方を覚えている子が多いです。

前回のノートを見返すなど復習することなく問題を解こうとするので、

①解けない

②何とかして解こうとする

③「こんな感じじゃなかったっけ」とあやふやな解き方をする

④○付けするも、間違った原因の分析を深くしない

⑤解き方が矯正されないまま次に進んでしまう

これを繰り返し、いつしか正しい解き方は忘れ去られて、間違った解き方が定着しています。

 

学年が上がるほど、間違った解き方が蓄積されていき、いつしか学校の先生の説明と自分の中にある解き方がかみ合わない。

→学校の授業が分からない。

→やる気なくなる。

というのがお決まりの流れ。

 

塾では「間違った原因の分析を一緒にしてあげる、そして正しい解き方に矯正する」をしている感じです。

その一環として普段の宿題についてもどういうふうに解いているかめちゃくちゃチェックします。

そのたびに「こうしよう・ああしよう」と提案して、

次の授業ではクラス全体にも「こういうふうにするとこのミスはなくなるよ」と話をして。

問題を解く際の悪癖をなくすのが大切な仕事の1つです。

 

↓途中式にメス入れ(間違ったまま丸を付けてる)

↓途中式にメス入れ(分配法則の勘違い)

↓式の形の勘違いにメス入れ

↓因数分解の勘違いにメス入れ

↓英語は常に添削!添削!添削!