定期試験直前の土曜日。
部活もなく、昼から授業。昼から授業をしているのは中学3年生。
授業をしていると、中学2年生の生徒が2人自習しに来た。
1人は以前、生活態度や家庭での過ごし方について厳しく叱った生徒。
(前のブログでも書いたかもしれませんが。)
その時は、三者面談を日が変わるころまで行った。
その生徒ともう1人の生徒が塾に来るなり、「数学と英語の教材が欲しいです」と言いに来た。
手持ちの教材だけでは足りず、不安を感じたとのこと。
さらに数日後には、「理科の教材をください」と。
あれだけ「家で全く勉強しない」と親御さんが嘆いておられたのに。
不安であるがゆえに、違う形式の問題でも自分の理解度を確認しておきたい。
そのスパイラルに「うまく」入っていった子は、成績が間違いなく伸びる。
適度な不安は人を成長させます。
何よりも、かなり叱って正直この先どう指導しようか悩んでいた生徒の、変化したその姿勢が嬉しかった。
さあ、あと二日で中間テスト。最後までがんばろう。