ダメ中学生だった自分から

普段えらそうなことを書いていますが・・・

 

僕はそんなに優秀な中学生ではありませんでした。

まず、中学受験をして第1志望は不合格。

第2志望も不合格。

進学したのは第3志望。

なぜ不合格だったか。不真面目だったからですね。

宿題が嫌で(特に算数)何度も答えを写してました。

 

中学校に入って最初の中間テスト、理科は理科A・理科Bの2つに分かれてました。

理科B(たしか植物のテスト)は50点満点でしたが、0点だったのを覚えています。

中1一番最初の中間テストで0点。

ほんとに勉強してなかったので、ほんとに解けませんでした。

その答案を親に見せないように隠していました。

 

当時の中学もみなさんと同じで、1週間前に試験日程と試験範囲が発表されていました。

ですが、テスト勉強をはじめていたのは、テストの前日になってから。

それまでは提出する課題の答えを写していました。

 

もちろんテストの点数はよくなかったです。

でもプライドだけはありましたから、ほかの友達には点数など言えず。

いろいろあって中学3年生のころからちゃんと真面目に勉強し出すわけですが、またその話は今度にでも。

 

僕には一つ後悔があります。

それは大学受験のときに志望校を下げたこと。

不合格にビビって、本当に行きたい学部があったにも関わらず、その気持ちを見て見ぬふり。

自分の気持ちにうそをついて、「本当に行きたいところ」ではない学部を受験。

 

今でも、あのとき「本当に行きたいところ」を受けていたら、どんな風になっていただろうかと考えることがあります。

この心のもやもやは一生晴れないのかもしれません。

 

なぜ自分の気持ちにうそをついたのか。

それは、頑張りぬく自信がなかったから。

答えを写し、問題を先送りにして、不都合なことには目をそらす。

そういう中学生時代を過ごしたことが大きな原因だったんだろうな、と。

 

塾生の皆さんの中にも、受験が、定期試験が、勉強が、嫌で仕方ない。

目をそらしたくて仕方ない。

そういう人もいるかもしれません。

でもみんなにはまだ時間がある。

時間がある、ということは未来の可能性はその分開けている、ということ。

 

自分には本当に自信がない人生を送ってきましたが、この仕事を通して、小中学生には本当に可能性に満ち溢れていることを知りました。

今はダメでも1年後に大きく成長する生徒をたくさん見てきました。

逃げずに取り組めば、こんなに大きく成長するのだなあ。

後悔のない中学生活を送ってほしいなと思います。

そのための手伝いを、今日もさせていただきます。

自分の持っているものを、できるだけみんなにわかりやすく提供していきますね。