昨日中3にした話。
入試には定員がある。
200人が定員なら、内申点+当日のテストの点数の合計を上から順にソートして、200人ぴったりで切る。それ以上でもそれ以下でもない。
たとえばこのあたりの高校、生駒高校を例にとってみよう。
生駒高校に行きたくて行きたくて仕方がない。
本気で行きたいと思っている。
たぶん現時点で何人かそういう子がいるわな。
仮に5人だとしよう。
その5人は、当然本気で行きたいのだから、すでに本気の勉強をはじめてるはず。
その子らに、あとからがんばり始めた子が追いつけるか?
ふつうに考えてなかなか追いつけないわな。
それだけ「早く始める」ことのアドバンテージは大きい。
その子らは結局、そのまま通る。
生駒高校の定員は320人。
本気で行きたいと勉強をはじめた5人の子の分で、もう5席は埋まっている。
残りは315席。
そうやって早く始めた子たちからどんどん席が埋まっていく。
いや、でもあとからがんばり出して、めちゃくちゃ伸びる子いるでしょ?
うん、もちろんいる。
低い内申点をひっくり返すほどの点数を取って”逆転合格”する子もいる。
でも逆転合格するには、1日2・3時間では無理。
ご飯・お風呂・睡眠以外の時間をすべて削るくらいの覚悟がないと無理やで。
「早く始めた子」を追い抜かすのは本当に大変。
それほどまでに「時間」のアドバンテージは大きい。
今すぐ、はじめればまだ席は残ってるかもよ?