今日は藤井の模擬試験(中3)がありました。
前日から「明日は●時に起きなあかんなー」「早起きやばい!」「制服で行く?私服で行く?」など、ちょっとした緊張感のある会話が飛び交っていました。
これから中3生は、中間・期末だけでなく、模擬試験や実力テストが次々とやってきます。
毎週のように答案が返ってきて、「判定」や「合格可能性」といった文字に一喜一憂する日々が続くでしょう。
僕も受験生の頃、点数や判定を見ては一喜一憂していました。
いや、どちらかというと「一憂」ばかりだったかも。
E判定やD判定が続いて、良い判定なんてほとんどもらえなかった記憶があります。
それは本当に苦しくて、まるで「自分が否定された」ような気持ちだったのを覚えています。
「これだけ頑張ったのに、この程度の結果なのか」
「あの努力に意味はあったのか」
「こんな状態で受験して意味があるのか」
と、頭の中でぐーるぐる。
しかし、今振り返ると、模擬試験の結果というのは「否定」ではないのです。
答案や成績表は、今の自分の姿を映し出す「鏡」に過ぎません。
自分に足りないものを教えてくれる存在であり、それをどう活かすかは自分次第なのです。
もちろん、良い結果が出なければ悔しいし、やる気が落ちることもあるでしょう。
しかし、その結果を受け入れて、自分の課題を見つけ、次の一歩を踏み出すことが大切です。
一喜一憂するだけで終わらず、その先の行動こそが意味を持ちます。
成績表は、あなたの「伸びしろ」を示しているのです。
模擬試験の結果は、ただの数字ではありません。
それは、未来へ向かって進むための道標。
足りないものを知り、次にどうするかを決めるのは、あなた自身の意志。
どんな結果であっても、それを受け止め、さらに成長するためのチャンスに変えましょう。
自分を信じて、一歩ずつ前へ進めば、必ず未来は変わっていきます。