知識の定着の確認方法

現在は定期試験の対策期間中。明日で試験開始まで残り一週間。体育大会の延期もあり、モチベーションの維持が難しいかもしれませんが、皆さんが想像以上に頑張っていることに感心しています。

定期試験に向けて覚えるべきことが増えていますが、ここで重要なポイントを一つ挙げておきますので、自分の勉強法を見直すきっかけにしてください。

知識がしっかり定着しているかどうかは、以下の2点で確認できます。

  1. 3秒以内に答えを言い始めることができるか。
  2. 自分の言葉で説明できるか。

 

まず1点目について。

答えを言い始めるのに時間がかかる場合は、まだ練習が足りないかもしれません。しかし、もう少し練習すれば知識が長期記憶に定着する可能性があります。特に、声に出して答える方法は効果的です。覚えたことを見るだけではなく、声に出して復習することが重要です。

 

例えば、昨日は中学3年生の皆さんは日本国憲法の前文を暗記しましたね。戦後まもなくにつくられたものですから、普段見慣れない表現もたくさんあり、苦戦していました。そういった普段使わない表現を覚える際は、書くだけでなく声に出すことが特に重要です。

 

次に2点目。

説明する訓練は非常に重要です。説明をすることで思考が整理され、説明ができればその知識が整理されている証拠になります。

 

休み時間などを利用してお互いに問題を出し合っている光景を見ますがなかなか良い勉強だと思います。その際に「説明してみて」という問いかけをすると、さらに効果が上がります。

そればかりやるわけにもいきませんから、自信のない教科がある人は、私が説明の相手となりますので、遠慮なく声を掛けてください。

 

まとめ

効果的な学習法を採用し、知識の定着を確認するためには、迅速な回答と自己の言葉での説明が可能かどうかをチェックしましょう。何か不明な点があれば、遠慮なく聞いてください。この試験準備期間を共に乗り越え、成功を収めましょう。