昨日・一昨日の授業では、1コマ分を使って「定期試験への取り組み方」の説明を行いました。
「定期試験の勉強の仕方」というタイトルのプリントを配布し、それに沿って話を進めました。
中1生に向けて
今回が初めての中間テストになるので、なるべく丁寧に時間をかけて説明しました。
うちの塾では「定期試験2週間前」から定期試験対策期間に入ります。今回は5/12(月)がそのスタート日になります。
じゃあ「2週間前から勉強開始すればいいのか」というと、そういうわけではありません。
定期試験は、**事前準備が8割、直前の勉強が2割**です。
そのため、この連休(5/3)から学校のワーク類を解き始めるように指示しています。
具体的な進め方はプリントに記載していますので、ご家庭でもお読み合わせいただけると助かります。
(説明中の様子を見ると、「わかったような、わからなかったような…」、部活の疲れもあって少し眠そうな表情だったので、若干心配しています…)
なお、5/7(水)に進捗のチェックを行う予定です。
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もちろん、いきなり100%完璧な勉強ができるとは思っていません。もしかしたらうまくいかないこともあると思います。
でも、失敗したらそこから振り返り、改善していけばいい。
それが、この1年間で身につけていってほしい姿勢です。
中2生に向けて
ワークの進捗状況については5/8(木)にチェックする予定です。
中1生と同じプリントを配布して説明しましたが、特に時間をかけたのは「先輩のお手本ノート」のページです。
これまでの卒業生の中で、「成績を大きく伸ばした人たち」「苦手を乗り越えた人たち」のノートから、どこが良かったのかを解説しました。
中でも、プリント最後に載せたノートには、ぜひ注目してほしいと思っています。
「できない」→「なんでできなかったんだろう」→「悔しい」→「次はできるようにしてやる!」という気持ちがにじみ出ているようなノートでした。
こうした心の揺れ動きこそが、次の行動の改善を促すきっかけになると考えています。
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昨日、ある生徒からこんな質問を受けました。
「勉強しないといけないのはわかってるけど、ついつい後回しにしちゃいます。やる気ってどうすれば湧きますか?」
これは誰にでもある悩みだと思います。
脳科学的には「やる気」という感情は最初からあるものではなく、「やり始めるうちに自然とのめりこんでいく・集中していく」というのが実際のところのようです。
つまり、**最初の一歩をどう踏み出すか**がすべてのカギなんですね。
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実のところ、今回の僕の話の本当のテーマは、
「ちょっとやってみるかと思ってもらうこと(最初の一歩を踏み出そうとしてもらうこと)」です。
それさえできれば、環境さえ整えれば集中はある程度持続します。
だからこそ、心が少しでも動いて「ちょっとやってみるか」と思えるような話ができればいいなと、そう思いながら伝えています。
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2週間前、少し厳しめの話をクラスにしたことがありました。
それについても、行動の裏にある「僕自身の気持ち」も包み隠さず話しました。
そうすることで、「心の揺れ動き」=「ちょっとやってみようかな」が生まれてくれたらいいなと思ったからです。
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この2年生の学年は、力を持っている子が多くいます。
ひとりひとりが、志望校の選択肢を1つ増やせるような、そんな気持ちで日々指導しています。
1学期中間テスト対策も、引き続きよろしくお願いします。
ご不明な点があれば、いつでもご連絡ください。