定期テストで点数が伸びない子の特徴…

「今回はここが出そう」「前に出たから今回はここは出ない」「時間がないからここだけやる」

そんなふうに、テスト範囲の中で“出そうなところ”にしぼって勉強しようとする行為は定期試験で最もNGなことです。いわゆる“ヤマを張る”ってやつですね。

でもね、テストってそんなに甘くない。

学校の先生たちは、テストを作るとき、基本的には「すべての単元からバランスよく出題する」ことを考えています。そうしないとすべての単元で皆さんの出来を評価・確認できませんので。

 

つまり、「ここは出ないだろう」と勝手に思ってスルーした単元から、バッチリ問題が出ます(ほぼ100%出ます)。

「そんな細かいところまで見てない!」って人は残念ながら目標点数になかなか届かない。

 

一方で、全部の範囲をきちんと確認した人は、強い。完璧じゃなくても、「見たことある」「これ解いたことあるかも」っていうだけで、点数にちゃんとつながる。

それに、全部の範囲をやっておくと、テスト当日の安心感がちがう。「やれるだけのことはやった」っていう気持ちは、本番にめっぽう強い。

(これは入試でもそうです。やった勉強の量=本番での自信)

 

では「全部の範囲を確認する」ために何が大切かというと・・・“早めのスタート”。

テスト1週間前からじゃ間に合わない。

3週間前から少しずつやっていけば、「結局ほぼ全部見たな」ってところまで行ける。

ヤマを張ってスベるより、地道に全部やって、どんな問題が出ても対応できるようにしておこう。

そのほうが、きっとあとで自分に感謝できるよ。