小5・小6の皆さん・保護者の皆様へ:5月度マンスリーテストを受けて

5月度のマンスリーテストを受けて、今後の取り組みなどについてまとめさせていただきます。

 

■ 小学5年生

今回は算数を中心にお伝えいたします。

前回のMTと今回のMTでは、主な出題範囲はほぼ同じで、「小数の計算」が中心でした。

平均点を比較すると、

前回:65.2点→今回:84.7点

と、大きな伸びが見られました。

出題内容に大きな変更はなかったため、これはお子様たちの理解の深まりと、日々の練習の成果だと感じています。特に、テスト勉強への姿勢が身についてきたことが、点数アップに繋がっているように思います。

ただし、個別に見ていくと、まだ小数のわり算でつまずきがあるお子様もいます。その場合は、補助プリント等で引き続きフォローしていく予定です。

次回のMTでは、「図形の単元」が中心になります。小数のわり算の復習も並行して行いながら、新しい単元に取り組んでいきます。

 

■ 小学6年生

6年生も、算数についてのご報告です。

今回のMTでは、文章題に苦戦している生徒が目立ちました。一口に文章題と言ってもさまざまですが。特に失点が多かったのは次の2点です。

・割合の問題(正しい立式ができていない)

・速さの問題における単位の揃え方

このいずれか、あるいは両方が原因となっているケースが多く見受けられました。

一方で、毎週取り組んでいる計算テストの成果はしっかり出ており、特に大問1〜3の分数の計算は正答率95%を超えるなど、計算力の向上がはっきりと感じられました。

この土台をさらに活かすために、今後の計算テストでは↓のような「文章題の一歩手前」のような形式に変更しました。すでに5月29日から新しい形式で実施を始めています。

(左:これまで 右:これから)

また、毎日トレーニングもこの形式に合わせて内容を変更予定です。来週あたりに配布できるよう準備を進めております。

※ 速さの問題に関して
現在は「時間の単位の変換」にしぼって授業を進めています。
「時速を分速に直した方がこの場合は素早く解けるのでは?」といった「速さの単位変換もやるべき」というお声もあると思います。今の段階で複数の変換を並行して学習すると、混乱してしまうお子様もいます。そのため、指導の軸をひとつに絞り、段階を踏んで理解を深めていく方針です。
もちろん、理解が進んでいるお子様は、自分にとって解きやすい方法で取り組んでいただいてかまいません。

 

■ ランキング掲示について

今回から、各教科ごとのトップ10と、3教科合計のトップ10を掲示しています(小5・小6合同)。
今回は小5のテストが比較的やさしめだったため、小5生が上位に多くランクインしていますが、学年問わず「努力が見える化」されることで、よい刺激になればと考えております。

小5の皆さんは、週明けの校外学習後にぜひ掲示をご覧いただき、自分の頑張りを確認してみてくださいね。

 

今後も、お子様一人ひとりに応じた学習支援を大切にしながら、確実に力をつけていけるよう努めてまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。