ネガティブな言葉が思考をネガティブにする

授業をしていると、こんな場面に出会うことがあります。

「もうわからない、嫌になってきた」 「90点なんて、絶対無理だよ」 「わからないからもういいや」

そう言いたくなる気持ちは、よくわかります。僕自身も、かつてはかなりネガティブな少年でした。「どうせやっても無理だろう……」が口癖だった時期もあります。

ただ、長年やってきた経験から言えることを1つ。

ネガティブな言葉は、できるだけ口に出さないようにしましょう。

 

なぜ口に出してはいけないのか

声に出した言葉・言語化した感情は、頭の中に残りやすくなります。その感情がより強く記憶に刻まれるのです。英語を音読すると黙読より覚えやすいのと、同じ原理です。

つまり、ネガティブなことを口に出すということは、ネガティブ思考のトレーニングをしているようなもの

脳はどんどんネガティブな方向に引っ張られ、気持ちはしだいに落ち込んでいきます。やる気が失われ、周りにいる人たちのモチベーションまで下がってしまう。誰にとっても、いいことは何一つありません。

 

では、どうすればいいか

うまくいかなくて愚痴りたくなる気持ちは、否定しません。心の中で感じるのは自然なことです。ただ、それを言葉にするのは、ぐっとこらえてみてください。口に出さなければ、その感情はそれ以上に強くなりにくくなります。

そして、気持ちが沈んできたときにおすすめなのが、体を動かすことです。

先生も嫌なことがあると走ります。すると不思議なことに、気持ちがすっと楽になります。勉強していてモヤモヤしてきたら、少し外に出て、軽く体を動かしてみてください。たいていのことは、それで落ち着きます。

無理のない範囲で、試してみてください。