中1:WTの事前準備

事前準備なしのテストは、時間がもったいない

部活が本格化してきた中で、ウィークリーテスト(WT)の結果に差が出始めています。 その差の正体は、ほぼ一つ。事前準備をしているかどうか、です。

 

どんな準備が必要か

社会を例にしましょう。 授業では写真や地図を使ってできるだけイメージしやすく説明していますが、それでも「温暖湿潤気候」「永久凍土」など、小学校では出てこなかった言葉がたくさん登場します。 こういった言葉を覚えるには、3つのステップがあります。

①テキスト・プリントを読む → ②自分でテストする → ③間違えた部分を練習する

このサイクルを、全問正解になるまでくり返します。

 

ポイント①「ひたすら書く」だけではなく「思い出す」もセット

点数が取れない人によくあるのが、「とにかく書く」だけの勉強です。

でも、書くだけでは覚えられません。

覚えるためには「頭に入れる」だけでなく、「もう一度思い出す(=テストする)」作業が必要です。

この「入れる→思い出す」のセットで、はじめて記憶が定着します。

 

ポイント② 「読む」ことも大事

点数が伸びない人のもう一つのパターンは、①の「読む」をとばしていることです。

「冷帯だから永久凍土があり、住居も高床式になっている」

言葉は単独で存在するのではなく、ほかの言葉や内容とつながっています。 そのつながりを理解しているから、どんな問われ方をしても答えられるのです。

読むときは、声に出すのがベスト。 目で追うだけより、声に出す方が内容がぐっと頭に入りやすくなります。

 

ポイント③ 「全問正解するまでやる」

「まあまあ覚えた」という感覚は基準になりません。

全問正解できた、が唯一の終了サインです。

感覚はあてにならないので、必ず自分でテストして確認してください。

中途半端な状態は、確実に良い点数になりません。

 

塾のテストは「練習してから来るもの」です

塾のテストは範囲が決まっていて、出題内容も一覧にまとめています。 それは、事前に練習してきてほしいからです。

いきなり試合でホームランは打てません。練習があるから打てるようになる。 勉強も同じで、準備なしにテストを受けるのは、練習なしで試合に来て空振りして帰るだけ。それは本当にもったいない。

準備をしてからテストを受けると、「ここが足りなかった」という次につながる気づきが生まれます。 それが積み重なって、点数が上がっていきます。

来週は英語しかテストがありません。 だからこそ、今週は上の3ステップをしっかり試してみてください。 1教科15〜20分あればできます。まず1回やってみましょう。

最初は時間がかかって当然です。でも、準備をしてテストに臨むと、「あ、できる」という感覚が必ずどこかで生まれます。その小さな手応えが、勉強を続ける力になっていきます。一緒にその感覚をつかんでいきましょう。

 

保護者の皆様へ

お子さんの点数が少し伸び悩んでいると感じている場合、このゴールデンウィーク中でいいので、上の3ステップができているか横で見てあげてください。

「読んでる? 自分でテストしてる?」の一声だけでも、子どもの動き方が変わります。

余裕があれば、プリントを見ながらお子さんにクイズを出してあげると、さらに効果的です。 「永久凍土ってなんだっけ?」と聞いてあげるだけで十分。正解できたときの達成感が、次の勉強への意欲につながります。