消しカスと机の向き

この時期の中3。勉強以外のところでも「あ、ちょっと変わってきたな」って思う瞬間があります。

 

最近、帰る前にほとんどの子が消しゴムのかすを、ちゃんとゴミ箱に捨ててから帰る。

さらにもう一つ。机の向きまで、さっと直して帰るんですよね。

しかも自分の席だけじゃなくて、たまに友だちの分まで消しカスを捨ててたり、机を元に戻してたり

誰かに言われたわけでもなさそうで、ほんとに自然にやってる感じ。

 

見ていて、「なんでやろ?」ってちょっと不思議になります。

受験が近づくと、みんな自分のことでいっぱいいっぱいになりがちです。

それはそれで普通。むしろ自然なこと。

 

でも、その中でこういうふうに周りにも目が向くようになる子がいるんだなあ、と。

精神的に成長した…って言うと大げさかもしれないけど、

「自分のことだけじゃなくて、ちょっと外側も見えてきた」みたいな変化なのかな、と思ったりします。

 

もちろん、こういうことをしたから成績が上がる、みたいな話ではないです。

ただ、教室の空気の中でこういう小さな出来事があると、こちらもなんだかほっとします。

 

受験が近づく季節。

机の向きを直すその感じが、なんとなく頼もしく見える日があります。