勉強の好き嫌いの境目

このブログを自分で振り返ってみると、なんだか日々試行錯誤してる人みたいだなー…と。

いや、試行錯誤はもちろんするんですが、苦しそう?に見えるかな?とか思ったり。

 

でも実際は、楽しいこともめちゃくちゃ多くて、

こないだの授業中、ある男の子のエピソードトークに爆笑しましたし、

なかなか方程式の計算の答えが合わない生徒が、小テストで8割を取れて猛烈にうれしかったですし、

入塾当初は数学がサッパリだったのに、いまは普通に平方根の計算をこなす子を見て頼もしく思ったり・・・

塾を立ち上げてよかったな~と思いました。

 

笑顔がたくさんあるような場所にしたくて、

反対に叱ってばっかりの場にはしたくないなと思います。

 

勉強って、多くの子どもたちは楽しくないものととらえています。

でも、どの年齢から子どもはそのように認識するのでしょうか。

小さいころは、

すべてのものが新鮮で、

「あれなに?」「なんでなん?」って

たくさん質問してたはずなんです。

これも1つの勉強だったはずで、決して嫌々に「なんで?」と聞いていたわけではないと思います。

 

また海外の貧しい地域では、学校教育がきちんと整備されていないこともあります。

そんなところに学校ができると、子どもたちは目をキラキラさせながら勉強している。

テレビでそんな光景を見た方もいるのではないでしょうか。

 

本来、勉強や学びとはわくわくし、楽しいものだったはずです。

それがいつしか「やらされるもの」というように受け身の姿勢になり、楽しいもの、好きなものではなくなる。

その境目って何なのでしょうか。いつだったんでしょうか。

 

長年これを考えていますが、答えは出ていません。

勉強嫌いな子を好きに変えるような魔法のような方法はありません。

点数が上がれば変わるかもしれないし、

高校に合格できれば変わるかもしれないし、

授業中にふとした瞬間に変わるかもしれないし…

手を変え品を変え、あーでもないこーでもないと悩みながら伝えていくのが僕の仕事の1つかなと思っています。

コメント